※注意!
ここから先は竹鉢エロです!!
ただやってるだけです!やおいです!
雰囲気甘いですが、きっちり最初から最後までやってます!!
18歳未満の方はご遠慮ください!!
以上を踏まえ、オッケーな方は下へどうぞスクロールプリーズ↓↓↓
ある月夜の出来事
なぜか、いつも邪魔が入るのだ。
部屋に三郎を連れ込んだ時は雷蔵がとてもいい笑顔で「また毒虫が逃げたみたいだよ☆」と知らせに来た。
二人で行った任務の帰りには「あ!三郎とハチじゃないか!!お使いか?俺もそうだったんだ。一緒に帰ろう!!」と天然豆腐が来て。
一人でいるところを抱きしめようとすれば学級委員長委員会の後輩たちが「鉢屋先輩!仕事してください!」と三郎を引っ張っていってしまう始末。
他にも七松先輩が誘拐したり、三年の迷子が目の前を横切って三郎が送ることになったり、三郎のお気に入りの1年生が純粋な眼差しで「遊んでください!」とやってきたり。
恋人である三郎が学園のアイドルだということは理解していたが、ここまで徹底的に邪魔されるとは思わなかった。
あのぽやんとした小松田さんまでもが二人で出掛けようとすると邪魔してくるのだ。
ああ思いだしても腹が立つ。せっかくのデートの時間を潰しやがってあの野郎。
「……ハチ?どうかしたのか?」
「あ、いやなんでもない。三郎と一緒にいられる幸せを噛み締めてた。」
「なんだそれ。」
噴き出すように笑う三郎は今、俺の腕の中に居る。
兵助と雷蔵は二人で簡単な、しかし遠出のお使いに出され明日まで帰らない。(ざまぁみろ)
そして寝静まる夜中、三郎の部屋に行こうとした俺と、俺の部屋に来ようとしていた三郎が会った。そうなれば二人の考えは同じである。
部屋だといつ邪魔が入るか分からないので、三郎に腕を引かれるまま場所を学級委員会の執務室にある隠し部屋に移動して。
「こんなところあったんだな。」
「ああ。この間作った。」
「作った!?」
部屋は決して広くは無いが、きちんと部屋の様相をしている。二人で入っても手足を伸ばせるくらいには広さもある。
これを一人で作ったというのだろうか。
「1年の笹山に、会計委員の弱点を少し教えてやるのと引き換えに手伝ってもらったんだ。」
「ああ、なるほど。」
からくり小僧で有名な笹山兵太夫は俺の委員の後輩である夢前の相棒だ。そのからくりの腕は彼から詳しく聞いている。
納得して、改めて腕の中の三郎に目を移した。
嬉しそうに目元を赤く染め、俺の胸に体を預ける三郎はもういますぐ理性を飛ばしてしまいそうなほどに可愛い。
しかしせっかく二人でゆっくりできる時間を持てたのだ。もう少しこの幸せを感じていたい。
だが三郎は可愛い。ものすごく可愛い。
思わずごくりと唾を飲む音が聞こえたのだろう、三郎が顔を上げ俺を見上げる。
「ハチ?」
「…三郎ごめん。」
「何?」
「せっかく二人きりだからもう少しこうしていたいと思ったけど、もう限界。三郎を抱きたい。」
正直に三郎の目を見つめながら囁くと、三郎は顔を全部赤くしてぱくぱくと口を開閉させた。
しかし猛烈に照れながらも、こくりと頷くのをしっかりと見てとって、俺は天にも昇る気持ちで三郎を押し倒した。
「三郎…かわいい三郎…。」
「ん…。はちぃ…。」
腕の中に抱きしめながら、三郎の唇を塞ぐ。始めは触れるだけだったのがだんだんと深いものになっていき、三郎の目から涙がこぼれた。
綺麗なそれが流れて行くのを見つめながらようやく解放する。ぴちゃりといやらしい音がして、それにぎゅうと目を潰る三郎が妙に幼く見えてまた愛しさが募った。
口の端から零れた唾液を嘗め取るように舌を這わしていく。
やがて耳へとたどり着き、息が当たったのか「ふひゃん!」と俺の下にある体が跳ねた。
「…どうした三郎?」
「ふ、やっ。そこ、で、しゃべるなぁ!」
「そこってどこ?」
「ひゃぁ!」
耳朶を嘗め、わざと低い声で囁く。その度にぴくぴくと跳ねる体を俺の体を押し付けるように抑えた。涙声で泣く三郎が可愛くてそこばかりいじっていると、もぞりと三郎の頭が動いた。
「ふ、うう…ん!」
「う、わ!」
べろりと耳に濡れた感覚。
驚いて身を離すと、三郎は得意げな顔で俺を見上げていた。
「ふふ…ざまーみろ。」
「おっまえ…。」
「お前が、そこばっかりいじってるからだ。ばかはち。」
憎まれ口を叩いていても、顔は赤いまま、目は欲に濡れたまま。止めに嬉しそうに笑っている顔を見てしまえば、もう俺に理性など残っていようはずもない。
「知らねーからなっ。」
「へ?ぅあ!?」
がばりと三郎の寝巻を左右に乱暴に開く。すぐに見つかった胸の飾りに舌を這わせ、もう片方も指でぐりぐりといじってやった。
「あ!あぁ、んゃ!はち、そこやぁ!」
「…立ってるぜ?気持ちいいんだろ?ここ。」
今度は反対の乳首に舌を這わせる。指で弄りまくったそこはツンと立っていて、心地よい感触を舌に伝えた。いままで舌を這わせていた片方を指で弄るとぬるぬるとした感触でさらに三郎が喘ぐ。
「ああ!ん、ぅあ、あぁん!や、やぁ。ハチ、ハチぃ!」
懸命に俺を呼ぶ三郎に惹かれて顔を上げると、縋りつくような目で俺を見下ろす三郎の肩が目が合った途端安心したように力を抜いたのが見えた。
(まったくいちいち可愛すぎる!!)
「はち、んっ。」
体を伸ばして三郎の唇を再び塞いで、開かれていた口へ舌を入れ思い切り三郎のそれを吸い上げる。
「ん、ん!ふぅ、ふぁ…。ンん!?」
とろりとした顔で口づけに夢中になっている隙に、三郎の下穿きを剥がし三郎自身に指を絡ませると驚きに目を見開いた。それを眺めながらすでに濡れているそれを擦れば、ぐちゅり、と狭い室内にいやらしい音が響いて、三郎は泣きそうな顔で俺を見つめる。
三郎の手が俺の着物に縋りつくように伸ばされる。それに目を眇めて思い切り擦りあげると先ほどより大きく三郎の体が跳ねた。
「んぅ!ふぅン!ぷ、はぁ、あ、あああ!あん、ひぁあ!」
「…三郎。」
「あ!ああ!ハチ!も、はな、んゃあ!」
「…イキそう?」
「ゃあ!ん、あぅ!」
コクコクと言葉を紡げず頷く三郎の頭を優しく撫でてやる。体を震わせながらその手に顔を擦り付ける三郎を心から愛おしく思う。
「………イっちゃえよ。」
「ふぇ?や、あ、ハチ、ぅあ!やああああああ!!!」
より強く擦って、身体を仰け反らせながら三郎が果てる。
俺の名前を呼びながらのその痴態にぞくぞくと背筋を快楽が走った。
「三郎…。三郎。愛してる。」
「はぁ、はぁ、ふぅ…ん。」
ぐったりと力の抜けた三郎に何度も口づけを落とす。快楽が強すぎたのか、いまだ痙攣を続けながら腹を白濁で汚した姿にこれ以上なく興奮した。
俺は体をずらして、力の入っていない三郎の足を思い切り左右に開いた。
中心は白濁と前走りで濡れ、蝋燭の光をいやらしく反射している。
ごくり、と喉が鳴り、魅入られるようにゆっくりとそこに顔を近づけた。
「あ!あ、やぁ!?はち、なに、して、あああん!」
「三郎のここ、解さなきゃ。俺のが入らないだろ?」
ぴちゃり、と音をさせて三郎の蕾から顔を上げる。俺の唾液だか三郎の白濁だかが混ざって俺の唇とそこに糸を張った。
それを見た三郎の顔がかあああと赤くなる。それに笑いかけると、ふいと三郎が顔を逸らした。
その態度にまた笑って、指を三郎の蕾につ、と当てる。三郎は顔を逸らせたままぴくりと体を震わせた。
ずっと濡れた音をさせて中指を三郎の中へ侵入させる。ゆっくりと入れられる度、三郎の体がぴくぴくと震えた。
「は、ぁ。」
「足りない?」
「な、何言ってっ。うぁ!」
「ここか。」
「あ!な!?あ、ンあ!あああぁ!」
探りながら入れていた指が小さなしこりを見つけた。途端に三郎が体を激しく痙攣させながら喘ぐ。
触ってもいない三郎自身からは前走りが溢れ、それが俺の指に食いつく蕾まで流れて濡らしている。激しく抜き差しして指を増やし、中を広げるように動かす。ぐちぐちと濡れた音がそこから響くようになると、三郎ももう訳が分からなくなっているらしくただ鳴き声を上げるばかりになってきた。
「アあ!ひあ、やぁあ!あン!ああん!」
「三郎…。」
「あ!ああああ!や、は、ハチ、いっちゃ、」
「いいよ。もう一回イく?」
俺の下で鳴く三郎が可愛くて、溶かしてしまうほど甘やかしたくて快楽におぼれさせたくて、耳元で甘くそっと囁く。
しかし三郎はそれに必死に首を横に振った。
このままでは辛いだろうに、驚いて見つめると、今まで俺の腕に縋っていた手を俺の首へ回し、ぐいと自分のほうへ近づけてきた。
「さぶろ、…ん。」
「ふぅ、んん。」
拙いながらも懸命に、自ら唇を合わせてくる三郎に目を細めて、思い切り抱きしめる。
ぷは、と離れたときには、俺ももう限界を迎えていた。
「三郎…。」
下穿きをすばやく脱ぎ捨て、自身を溶けた三郎の入口に当てる。ぐちりと音をさせたそこは、待ちかねるようにヒクヒクと動いていた。
「三郎、挿れるぞ。」
「はっ…ン…。うん…ハチ、きて…。」
「!!」
ぐいと腰を動かして誘う三郎に、くらりと目眩が起きそうになる。
今度は俺から噛みつくように三郎に口づけた。
「ン、んぅ。あ、ああああああ!」
「ふっ、三郎。三郎っ!」
奥まで突き上げそのまま腰を揺すり、先ほど見つけた三郎のイイ処を思い切り掻いてやる。
三郎はその刺激に目を見開いて背中を反らせ甘く鳴いた。感じすぎているのか、離れようと背を反らすのを抱きしめ引きもどす。その途端にまた自身が最奥を突いて、今度は離れないように三郎の腕を俺の背に回させる。
「あ、ああ!あああああ!はァ、ん!あ、ん、やぁあ!あ!はちぃ!はち!」
「三郎、…くっ、お前ん中、すげーいい…。」
浮かされるように呟いたとき、
ふわり、と
本当に幸せそうに、
三郎が笑った。
「さ、ぶ…。」
「あ!ん、ああ!わ、たしの、あぅ、きもち、いー?」
喘ぎながらも問いかける言葉に、泣きそうになる。
それを堪えて「ああ。」と笑えば、嬉しそうな顔をして先ほどより強くしがみついてきた。
「あ!ハ、チ、はち!ふぁ、あ!ん、す、きぃ!ハチ、」
「…俺も、愛してる。お前が好きだよ、三郎。」
「あ!?ぁあ!ふ、ゃぁ!あ、や、も、でちゃ、あぁん!」
「ん…、一緒にいこう、三郎。」
「あああああああ!!!」
「くっ!」
どくり、と三郎の中に欲を解き放つ。俺と三郎の腹も三郎が放った白濁で濡れた。
「はぁ、はぁ、」
二人で荒い息を吐いて呼吸を整える。
息が整ったころ、ぱたり、と三郎の手から力が抜けて床に落ちた。
気絶してしまったかと思って慌てて顔を覗き込めば、どこか放心した様子でぼんやりと虚空を見つめている。
「……三郎?大丈夫か?」
「あ……う、ん。大丈夫、だ。」
「そうか…?」
とりあえず、三郎の体を労わるために自身を抜く。ぬちゅんと音をさせて出て行くものは一度放ったというのにまだ少し固い。しかし、三郎に無理をさせるよりはとそれは無視する。
抜いた瞬間「ンッ」と顔をしかめたが、三郎もようやくほぅと息をつく。
三郎の横へと体を横たえて愛しい身体を抱きしめれば、三郎も甘えるようにすり寄ってきた。
「ん〜〜〜。」
「どした?」
「………好き。」
ひしと抱きついて俺の胸に顔をうずめながら、三郎が小さくそう言った。
驚いて呆ける俺の顔を、悪戯が成功したときのようにニヘラと笑う姿は、先ほどまで艶やかな姿を見せていた人物と同一とは思えない。
かなわないなぁと思いながらその顔に軽く口づけて、頭を撫でてやるとしだいに眠そうに目を閉じていく。
「…俺だって好きだよ。」
「…ん………。」
すぅすぅと寝息を立て始めた三郎に、胸が暖かくなる。どうしようもなく幸せな気持ちが溢れて、ニヤけるのを止めることができない。
きっとこの顔はしばらく続くんだろうなぁと思って、それを見た邪魔者たちの反応を想像する。
ひどく愉快な気分だった。
たぶん、明日はそれどころではなくなるだろうけど。
腕の中の三郎の寝顔を見てしまえば、それさえもどうでもいい。
今ある幸せを感じながら、俺も三郎につられるように眠りについた。
あとがき
目から砂糖が出そう。これを書いた時点で私のHPは0です。
しかしこれ次の日は竹谷フルボッコですね。(保護者と豆腐とその他から)
アイドルを奪った罪は重い(笑)